泌尿器科疾患を広く診察いたします。
排尿のトラブル
泌尿器科の病気で最も多いものは排尿のトラブルです。 これは、女性と男性では原因が異なります。
男性の症状と病気 |
女性の尿のトラブル |
◯トイレが近い、夜何度も起きる
◯トイレの後すっきりしない、
残った感じがする
◯尿に勢いがない
◯トイレが間に合わない
尿がもれる
→前立腺肥大症や前立腺がん
あるいは
→膀胱の病気の可能性 |
◯トイレが近い、夜何度も起きる
◯トイレの後すっきりしない
◯トイレが間に合わない
◯せきをすると尿が漏れる
→過活動膀胱など膀胱の病気
あるいは
→婦人科の病気の可能性 |
◯排尿の時に痛む
◯排尿後もすっきりしない
◯尿がにごる、血尿がでた
◯高熱がでた。
→前立腺炎の可能性 |
◯排尿の時に痛む
◯排尿後もすっきりしない
◯尿がにごる、血尿がでた
→膀胱炎の可能性 |
膀胱の病気には
◯尿失禁 ◯過活動膀胱 ◯膀胱炎 ◯膀胱腫瘍 ◯間質性膀胱炎 ◯膀胱結石
◯神経因性膀胱 ◯膀胱脱
などがあります。
当院では様々な排尿のトラブルを診断・治療致します。
血尿
尿に血液が混じるときには、重大な病気が潜んでいる可能性があります。
できるだけ早く泌尿器科を受診してください。
その他にも以下のような病気の診断・治療を行います。
腎臓の病気
〇腎結石、尿管結石 〇腎盂腎炎 〇腎腫瘍 〇腎機能低下(CKD)など
男性更年期の診断と治療
男性にも更年期障害があることがわかってきました。
男性更年期には男性ホルモンである“テストステロン”の
減少が大きく影響しています。
男性ホルモンの減少というと、
性欲減退やEDなどを連想されると思いますが、
女性の更年期障害が様々な症状を呈するように、
〇疲れやすい
〇意欲がわかない
〇インポテンツなど
男性の場合もいろいろな症状が現れます。
診断には、血液中の男性ホルモンを測定することが必要です。
テストステロンが低い場合には、テストステロンを補う補充療法が 必要になります。
補充療法を安全かつ効果的に進めるためには専門医への受診が必要です。
性感染症(STD)
梅毒、エイズ、ヘルペスや淋病、クラミジア、マイコプラズマによる尿道炎など、
性行為を介して伝染する疾患すべてを指します。
淋病やクラミジアなどでは抗生剤に対し耐性化が進み、専門医への受診が必要です。
当院は、日本性感染症学会に所属し、最新の治療に基づき治療しております。
性感染症はきちんと治療することが大切です。
お子様のおねしょ(夜尿症)
5~6歳を過ぎても月に数回以上おねしょをする場合は、
夜尿症の可能性があり、治療が必要です。
夜尿症は生活指導、薬物療法、アラーム療法などの治療を行うことで、
自然経過よりも約3倍治癒率を高めることができます。
小学校低学年から夜尿症初期診療を開始することで、
宿泊行事の増える小学校高学年までに夜尿症を卒業させることも
可能となります。
5歳を過ぎてもおねしょが治らないお子様は
ぜひ医療機関を受診してください。
当院は夜尿症を治療する医療機関として登録されております。